バンドブームの「あだ花」 シェイディドールズ

シェィディドールズ。私の記憶では、シェイディ1987年ぐらいから1993年ぐらい(私のちょうど大学生時代)まで活動していたバンドでしょうか。知る人ぞ知るというマイナーなバンドです(涙)。
ロックを聞く人は誰もが通る道「ローリングストーンズ」を私も当然のように辿りました。「ストーンズはええなぁ!日本にもこんなバンドおらんのかのぅ」と思っていた頃に登場したのが彼らでした。二つのギターがからみあう日本のロックバンドとしては、あの「ストリートスライダーズ」と双璧といえるのが、このシェイディドールズだと私は思っています。昨日、久々に聴きましたが、改めて良かったんです・・・・。 「ゲット・ザ・スリル」という曲の歌詞にこんな一節があります。
「汗まみれのサラリーおやじに唾を吐いたら 『満足したかい?息子よ。BUT 夢を見るカネはいらないんだぞ?』」
そう、夢を見るのにお金はいらない。社会人13年目の今年、改めてそう思います。現在の私は、汗まみれ(私の場合は冷や汗まみれ)のサラリーおやじですが、汗まみれで何が悪いのか息子よ、という心境なのです。学生時代は、この歌詞の息子側に共感していましたが、今はサラリーおやじ側に共感してしまうのです(涙)。汗まみれだからこそ「夢を見るカネはいらないんだぞ」にうなずいてしまうのです。
何歳になっても夢を忘れないことか・・・、そうお金もかからない。もっと夢みてやろうと最近思っています。そんな時期に聴いたので、よけいに「夢見たる!」と意識しています。
バンドブームの「あだ花」とタイトルに書きました。80年代後半の「イカ天」を中心にした「バンドブーム」。彼らはそれに組することなく、やりたい音楽を追究していました。このアルバムはデビュー当時から強かった「ロック色」から徐々に力の抜けた「アコーステック色」の強くなったアルバムだと私は位置付けています。
このアルバムの中の「君に会いに行こう」という曲があります。マンドリンが奏でられているのですが、マンドリンという楽器の良さを初めて知ったのでした。
今から考えると、このアルバムが出た頃は「バブル経済」の真っ最中でした。華やかさ、豪華さが競われていたあの時代に、敢えてアコースティックで勝負したシェイディドールズ。今にしてその勇気と潔さに気づくのでした・・・(涙)。
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